私が警察官時代に経験した理不尽|世の中こんなもんだなと悟った話

私はこれまで2回の公務員を経験しています。

最初は自衛官で、2回目は警察官でした。

今日は、警察官時代に私が残念だなぁと感じだ出来事をお話してみたいと思います。

私は福岡県の警察官でした。

今回のお話は警察官時代の留置場で勤務していた時のお話です。

その職場は逮捕された方のお世話をする係でした。

ある日些細なことから勤務していた警察官と、逮捕されていた人たちとの間で揉める出来事が起きました。

その際、逮捕されていた人の数人が私に不満をぶつけてきたのです。

文章でリアルにお伝えするのはなかなか難しいですが平和に暮らしている人が聞くとビックリしてしまうくらいの罵声は留置場内では度々飛び交います。

今回の内容はほとんどが言いがかりに近いものでした。

もう少し具体的に説明すると、留置場の中というのは規律を保つことに努めるのが警察官の重要な仕事の一つです。

時には法律に基づいて強制的に逮捕されている人を取り扱うこともあります。

その時にはどうしてもお話したような不満が起きてしまうものなのです。

私は今回ぶつけてきた不満に対して毅然と対応しました。

ところが相手は怒りを収めようとはしません、それを見かねた上司は私に逮捕された人たちから目の届かない、別の階に行くように命じました。

その上司は留置場の世界ではなかなか優秀だと言われている人で、階級が高い人たちからも信頼されているような人でした。

それから数ヶ月間通常の業務に就くことはありませんでした。

留置場では逮捕されている人たちが一般的な生活を送るためのお世話全般をしますので、時には警察官の人出がたくさん必要になる日があります。

しばらく経ったある日のことでした。

その日は警察官の人出がたくさん必要なお風呂の日でした。

私はだいぶ時間も経ったことだし、人数が多い方が一緒に勤務する同僚も楽だろうと思い、私に階下に降りるように指示した上司に手伝いたいと申し出たのです。

都合が悪いことに上司とそのやり取りをしていたその場所はちょうど私に対して不満を持っている逮捕者から見える場所だったのです。

私は彼らから見えないところで勤務していましたので、彼らは久しぶりに私を見つけ何か言いたげでした。

私はもともと毅然と対応しただけの話であって、後ろ指を指されるようなことは何もしていません。

そんな私に上司は言ったのです。

私に不満を持っているある一人の逮捕者に対して謝るようにと。

そう言われた私は自分の耳を疑いました。

私たちは警察官として当たりまえのことをしただけなのに、何について謝れというのだろうと。

私は上司に対して思ったことをそのまま言いました。

「何について謝れというのですか。」と。

上司は何やらよくわからないことをつぶやくように言っていましたが、最終的にはまた別の階に行くように指示しました。

私は警察官として勤務していた時、自分の親や兄弟が警察官として勤務している私の姿を見ても恥ずかしくない勤務をしようと心がけていました。

その上司は業務を円滑に行うために謝る理由もない相手に謝れと指示してきたのです。

私はその上司に私が思ったとおりのことを言ってやりたくなりました。

謝る必要もない相手に謝っている姿を自分の奥さんに見せることができますかって。

ましてや謝る相手は、法律を違反して留置場にとじこめられている人です。

私は何度か別の上司にも実際に行ったことがありますが、それは「私が言っているようなことを心がけて警察官が勤務していれば、警察官の犯罪なんて起きるはずがない。」と。

読んでくださっている方もそう思いませんか?

その後まもなく人事異動があり私は福岡県で最も大きな警察署から、一番小さな警察署に異動になりました。

この時、社会とはテレビドラマのようだなって本当に思いました。

絵に描いたような理不尽なことがこんなに身近に起こるんだなって思いました。

この経験をお話しすることの意味ですが、この記事を読んでいるあなたの周りにもこんな理不尽が身近にあって大変な思いをされてるのではないかと思ったのです。

私は警察官という仕事が嫌いなわけでもなんでもありませんでした。

むしろ私にとって天職であると思って勤務していました。

でもその反面こう思います。

警察官でない人が思い描く理想の勤務をできないのが警察社会の当たり前なら、この職にこだわる必要もないなと。

それで私は他にもやるべき大切なことがあると思い警察を辞め今にいたります。

この記事を読んでくださっている方も同じ思いを経験されたことがある方もいらっしゃると思います。

我慢をして生活のためだけのためにその仕事を続けるよりも自分の志を大事に生きた方が幸せなのではないかと思うのです。

また生まれ変わってくることはあっても、今回の人生は一度きりなわけですから。

読んでくださる方の人生がいい方向に転がるきっかけになれば幸いです。

このブログに書くことはなんとなくピントがずれているようにも感じましたが書かせていただきました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

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